ハリーポッターの映画で有名になり、イギリスや日本でどんどん人気がでて、ペットとして飼っている人も増えているフクロウ。
日本のフクロウは、どこでも観察できるのでしょうか。調べてみました。
フクロウの生態
フクロウは、肉食で猛禽類に属しています。
野性のフクロウは、ネズミ、ウサギ、ヘビ、カエル、昆虫、ミミズ、ハト、カラス、スズメなどを捕食します。昼には、ほとんど動かず、夜になると行動する夜行性の動物です。大自然の中で暮らしています。
日本にそんなに大きな自然が、あるのか心配なのですが、実は日本にもフクロウが生息しています。日本全国で見ることができます。
では、日本の中で寒い北海道にフクロウは、生息しているのでしょうか。
北海道のフクロウの種類
実は、北海道にもフクロウはいます。
2種類のフクロウを観察することができます。その2種類とは、エゾフクロウとシマフクロウです。
エゾフクロウは、本州に生息しているフクロウの亜種とされています。
本州のフクロウより、白いフクロウです。大きさは、体長約50cmで、翼を広げると約1mほどの大きさで野生のフクロウと同じように捕食します。
シマフクロウは、昔から北海道にいるフクロウです。
アイヌの守り神とも名前がついています。日本国内で最大級の大きさで、体長約70cm、翼を広げた大きさは180cmから2m以上になります。
フクロウの中で、唯一魚を主食にしているフクロウでもあります。シマフクロウですが、現在、絶滅の危機になっています。人が大きな木を切り倒し、川に堤防を作り、魚を上流にいけなくしたからという理由もあります。
カメラのフラッシュが、フクロウの数の減少につながっているとの指摘もあります。
なぜ、カメラのフラッシュが原因なのでしょう。フクロウがカメラのフラッシュに慣れすぎて、車のライトをカメラのフラッシュと思い、車と接触事故を起こし、死んでしまうというのが多発しました。
まとめ
北海道でもフクロウは観察できます。
しかし、片一方は絶滅の危機にありますので、フクロウを見つけても、騒ぐことなく、見学だけしましょう。
絶滅しないように人間は、見守っていくことにしましょう。