今、海外で特にイギリスでペットとして大人気のフクロウですが、日本に野生で生きているのでしょうか。
海外では、実際に存在しているのは確認されていますが、日本はどうなのでしょう。
日本に野生のフクロウがいるかどうか調べてみました。
フクロウの生態
フクロウは、猛禽類に属しています。
ネズミやスズメ、ハト、コウモリなどを捕食します。
フクロウの目は、大きく人間と同じように立体的に見ることができ、獲物の遠近をしっかりと見極められます。
さらに目は、固定されていて頭を上下左右に回転させて、周囲を見渡します。音を立てずに飛ぶことができます。音を出さないで獲物を捕食します。
フクロウの耳は、左右ずれているところにあり、顔にある羽毛で獲物の発する小さいな音でも集めて聞き取ることができます。
野生のフクロウのほとんどは、夜行性で昼間は、あまり活動しません。フクロウの生活圏は、温帯地方から亜熱帯地方です。温帯地方で見られるということは、日本でも実はフクロウを見ることができるということになります。
日本のどこで野生のフクロウを見ることができるのでしょうか?
フクロウの分布
日本では、九州より北に分布し、北海道のエゾフクロウ、本州北のフクロウ、四国や九州に生息しているキュウシュウフクロウが見られます。
つまり、全国で見られるということになります。
フクロウの生息している場所は、森だけでなく、里山、農耕地、草原、大木がある大きな公園、ご神木のある神社やお寺です。たしかにどこにでもいそうですね。
しかし、フクロウは夜行性ですので、昼間はあまり活動しません。だから、フクロウを見たという人は、少なくなります。
意外と山登りに行った時や田舎に帰ったときなどに見ることが、できるかもしれません。
まとめ
野生のフクロウは、日本でも見ることができます。
山などに行った時に、少し奥に行けば、フクロウやフクロウの巣、フクロウの雛を見ることができるかもしれません。雛を触ったり、フクロウを触ったり絶対にしないようにしましょう。
襲われると大怪我をしてしまいますので、観察して、癒されてそのままにしておきましょう。