どんな動物にも言えることですが、ペットとして飼う前に、正しい知識を知っておく必要があります。
フクロウを飼いたい!と思っても、そう容易ではないようです。
今回は、フクロウの「噛み癖」と「治す方法」について調べてみました。
フクロウも甘噛みをする
フクロウの目の前に手を差し伸べると、甘噛みしてくることがあります。
軽く噛んでくる感じですね。
その姿は大変可愛らしいです。
しかし、フクロウカフェでは、甘噛み防止のために嘴の前に手を出さないよう注意している所があります。
大型になるほど、うっかり思いっきり噛んでしまった時に、酷い怪我を負ってしまう危険が高まるからです。
フクロウは猛禽類で、鋭い嘴を持っているので注意しなければいけません。
そもそも「甘噛み=人間に甘えている」ということなのでしょうか?
人に触られるのが嫌で、威嚇のために噛もうとしているかもしれません。
もしくは、甘噛みしたら餌が貰える!?と学習してしまっている可能性も考えられます。
噛み癖の治し方は?
フクロウは比較的大人しいと言われています。
しかし、それぞれに性格があり、よく甘噛みをしてくる個体もいます。
愛情を示しているのか、馴れていないだけなのか・・・・。
本当のことはフクロウに聞いてみないことには分かりません。
ただ、発情期になると穏やかなフクロウの性格が豹変し、攻撃的になりやすくなると言われています。
この時期は、むやみやたらと触らない方が良いでしょう。
文鳥の噛み癖の治し方として、噛んだ瞬間に、鳥に息を吹きかけるなどして、「噛むと嫌な目に遭う」ということを覚えさせる方法があるようです。
また、噛まれそうになったら餌などで気を反らす方法もあると言われています。
しかし、これがフクロウにどれだけ効果的かは分かりません。
具体的な解決方法については、専門家や、実際にフクロウに飼っている人に聞いてみましょう。
素人判断だけは避けてくださいね。
フクロウは噛むいきもの pic.twitter.com/b4vtI5fgWx
— ねこまたぎ(どぶ) (@nkmtg) 2016年1月16日
まとめ
フクロウは、犬や猫のように「しつけ」をすることはできません。
人に対して恐怖心を抱かせないように、「慣れさせる」ことが大切でしょう。
あくまでも同居人って感じです。
フクロウが噛んだからと言って、怖い目に遭わせてしまうと、人間が敵だと思って攻撃してくる可能性もあります。
人間の常識がフクロウに当てはまるわけではないのです。
ペットとして飼うなら、そのフクロウの個性をよく見極めて、最後まで責任を持ってお世話をしてあげてほしいと思います。
ただ可愛いだけではないことを覚えていてくださいね。