ふくろうが縁起物と言われる理由

フクロウ 台湾 縁起物

日本では、どちらかと言うと“幸福”をもたらす縁起物というイメージがあり、中国では良くないイメージをもたらしているふくろうですが、台湾では、“聰明(そうめい)”といった意味を持つ縁起物とされているそうです。

この“聰明”とは、賢いという事を指し、理解力や判断力がすぐれているという意味があります。

それを連想させる動物がふくろうなのです。

ふくろうが暗い夜でも遠くまで辺りを見渡す事が出来るという特徴から、「先見の目」があるというように言われています。

また、仏教の教えの一つである、“智慧”という意味合いも込められており、知恵に近い言葉で、真実を見極める認識力という事を指します。

以上の事から、縁起物として愛されているようです。

同じ中国でも、真逆の捉え方をするなんて不思議なものです。

台湾では野生のふくろうが多く生息されているので、日本よりも馴染みの深い動物の一つと言っても良いでしょう。

スポンサードリンク

台湾で人気のフクロウグッズ

台湾でも有名なふくろうグッズ専門店があります。台湾土産としても注目されていて、多くの旅サイトでも特集されているので押さえておきたいオススメスポットです。

お店の名前は「奧爾思貓頭鷹工坊」と言い、台北市内にお店を構えています。

澎湖島でもふくろうグッズはお土産として人気がありますが、玄武岩で作られえたふくろうモチーフの判子しか売っていないみたいなのですが、この専門店には、ふくろうを愛してやまないオーナーさんが世界中から取り寄せた雑貨がたくさん並んでいます。

小さな雑貨から大きめの家具まで豊富に揃えられているので、中には一点ものの貴重なものまであるそうです。

やはり人気があるものは本物そっくりに造られたミニチュアサイズの置物や実際に台湾で生息している12種類のふくろうをモチーフにした焼き物だそうです。

台湾に行かれた際は、是非足を運んでみては如何でしょうか。

まとめ

世界に目を向けてみると、ふくろうは縁起物として捉えられている地域が多いです。

不吉の鳥と中国では言われているふくろうですが、台湾ではふくろうの生態から連想された言葉の意味合いが縁起を担ぐものであったという事から、同じ中国でも意見が別れたのでは無いかと思います。

スポンサードリンク