フクロウの水浴び

フクロウ 水浴び 水飲み

フクロウの水浴びは、体を清潔に保つ他に、暑い時期に上昇してしまった体温を下げる働きがあります。

水に浸かる事が出来ない状況の場合は、霧吹きなどで体を濡らしてあげると喜びます。

基本、フクロウは水浴びが好きな子が多いようなので、飼う側にとっては助かります。

水浴びをさせる入れ物に浅く水を張らないと、フクロウが溺れてしまう事も稀に起きるので、注意しましょう。

周りにかなり水が飛び散りますので、濡れても支障が無いところが良いと思われます。

乾かす時は、自分から羽根をパタパタと動かしますが、ドライヤーなどを使って手伝ってあげて下さい。

そのほうが早く乾きます。

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水浴びの注意点

水浴びは水のみを使用するようにして下さい。

温度は25度以下が目安となります。

冬場に寒いからといって、ぬるま湯に入れるのは避けて頂きたいので、そういう時は部屋の室温を上げてあげると良いでしょう。

何故お湯が良く無いのかというと、鳥類の羽根の付け根にある「尾脂線(びしせん)」という器官から流れる分泌液を羽根に付着させて、水を弾くようになっています。

その分泌液がお湯で全て流れでてしまって羽根全体に水が浸透する事になってしまいます。

同時に、急激に体温が下がってしまい非常に危険です。

フクロウの場合は、他の鳥程の危険性はありませんが、粉綿羽(ふんめんう)」という粉を付着させ、同じように水を弾く特殊な羽根を持っているので、羽根を守る為にも出来るだけ水が良いと思われます。

フクロウの水飲み

一部では、フクロウは水を飲まないから必要無いと言われていますが、当然動物ですし、生きる為に水は必要です。

ペットとして飼う場合は、餌を冷凍状態のものを与える事が多いので、水を与えないと、脱水症状を起こしかねません。

水入れは、フクロウがフチの部分に乗っかっても転ばない安定感のある容器が適しています。

容器の中で水浴びを始めてしまう事もありますので、兼用出来る楕円型のものが良いでしょう。

もし、水浴びをしているようなら、小まめに新しい水に取り替えてあげて下さい。

まとめ

人間と同じ様に、身体を清潔に保つという事は、病気にかかるリスクが低くなります。

動物達それぞれに合ったお風呂タイムで、身も心もリラックスさせています。

フクロウの場合は、水でバシャバシャと豪快な入浴タイムを。

濡れた身体を乾かしてあげる事により、より深いコミュニケーションを図ることが出来ますね!

信頼度がアップするかもしれませんよ!

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