日本では縁起がいいと言われているフクロウ。海外での意味はどうなのでしょうか。フクロウの海外での魅力について調べてみました。

 

フクロウ 海外 意味

ヨーロッパでのフクロウの意味

ヨーロッパでは、フクロウは知恵・賢者の象徴として愛されています。英国では、「森の守り神」として知性の象徴とされています。また、フクロウはどんな小さなものも見落とさない「森の番人」とも言われています。そのイメージから 「学問の象徴:森の哲学者」や「苦労しない不苦労」、「福を呼びこむ福籠」などと世界各国で鳥の中でも幸せの象徴のように接せられています。

また、子供の洋服やインテリアのファブリックなどにフクロウの柄が使われることが多く、守り神的なイメージから、身に着けたり、家に飾るという事が良いとされているようです。

中国でのフクロウの意味

古代中国では、母親を食う不孝な鳥とされ、冬至にとらえて磔にし、夏至にはあつものにして、その類を絶やそうとしたと言われています。「五雑俎」にも福建などでは、フクロウは人間の魂をとる使者と言われ、その夜鳴きは死の前兆とされたとあります。

神話の世界でのフクロウの意味

ギリシャ神話では、女神アテナの従者、ローマ神話では女神ミネルバの使いで学問・書物の守り神と言われ、フクロウはとても大事にされている鳥なのです。

夜でもバッチリ見える目を持つことから、未来を見る、先見の明をもつとされており、知恵の象徴・学問の象徴とされてきました。

 

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ゲルマンの伝承でのフクロウの意味

森でコノハズクの声を聞いたものは死ぬ・・・などと言われ恐れられていたと挙げられています。しかし、これは大昔の話で、ゲルマンの森が異界と繋がっている、という思想からその森で声を聞くと・・・というわけです。

不吉なイメージが伝承されていますね。

まとめ

海外でも国によっては様々なイメージや言い伝えがあります。

しかし、悪い伝承はどちらも本質とは関係ありません。ですので、フクロウは海外でも縁起の良い動物としてとらえてもよさそうですね。

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