フクロウは昔から縁起の良い動物だと言われ、置き物のモチーフとして愛されています。
何故、そう言われているのか。
幾つかの説がありますのでご紹介致します。
フクロウが縁起が良い動物と言われる理由
幸運をイメージさせる語呂合わせの説
フクロウという名前から、「不苦労」「福来郎」「福籠」「福老」という、幸運をイメージさせる当て字が多く作られています。
こういった事から、置き物や小物のモチーフとされてきました。
家の守り神という説
夜行性で、夜でも目が利くことから、「夜の番人」「世間に明るい」とされ、掛け時計などのモチーフにされています。
首がよくまわる”ことから金運が上昇するという説
借金などで首が回らなくならないようにという願いが込められて、お金に困らない、商売繁盛と言った効果があると言われています。
達磨のような形をした、小判を持ったフクロウの置物などがあります。
知性の象徴という説
古代ギリシャ神話の中で、フクロウは知恵の優れた女神の遣いとしていた為、森の賢者と呼ばれていました。
その持った豊富な知恵で、森や人間を守ったと言われている事から、知恵の象徴とされてきました。
フクロウが縁起が悪い動物と言われる理由
日本でフクロウは、縁起の良いイメージしかありませんが、かつて中国では“不吉な鳥”と言われていたそうです。
フクロウは漢字で書くと「梟」と書きます。
この漢字の成り立ちから、母を食って育つ邪悪な象徴とされてしまいました。
もちろんそんな事はしませんが、何らかの言い伝えだったのでしょう。
また、昔の中国の習慣として夏至や冬至に時期になると、フクロウをはりつけにする儀式があったことから、良く無いイメージが広がっていったそうです。
この「梟」は“さらす”という意味もあり、あまり良い意味合いでは無いのです。
そういった事から、中国では現代に於いても、昔の名残が残り縁起の悪い動物とされています。
まとめ
フクロウにこんなにご利益があるとされているとは初めて知りました。
確かに神社のお守りや開運グッズでフクロウモチーフのものは良く見かけますよね。
置き場所は、人が集まる場所や玄関が良いとされています。
相乗効果を発揮させるのならば方角は西が良いと言われています。
きっと、良い運気を家の中に呼び込んでくれるはずですよ!