近年フクロウ人気が高まりフクロウをペットとして飼育する方が増えていますが、万が一フクロウが行方不明になったときはどのような捕まえ方が良いのでしょうか?
また、野生のフクロウは捕まえても良いのでしょうか?
詳しく見ていきましょう。
野生のフクロウを捕まえるのは違法
日本では国内のフクロウは保護の対象となっているため、たとえヒナが落ちていたからと捕まえて飼育した場合は、行政機関に届け出をしない限り違法となります。
そのためフクロウの購入は猛禽類を扱っているショップからがおすすめです。
ショップから購入する場合は一部の種類を除いて、特別な手続きをすることなく購入が可能となります。
フクロウの購入は2種類に分類される
フクロウを購入しようとショップを訪れた際、CB個体とWC個体という表記を目にすることがあるかと想います。
これはそれぞれのフクロウの由来を表し、CBは飼育下繁殖個体の略称、分かりやすくいうとブリーダーのもとで飼育されている親鳥から生まれた個体を指しています。
反対にWC個体とは野生の状態で捕まえられた個体を指し、CB個体よりも値段は若干安くなります。
しかし、WC個体は野生の状態のフクロウを捕まえてくるため病気医にかかっていたりと状態があまり良くない場合もあると言われています。
フクロウが行方不明になったときの捕まえ方
フクロウを屋外でフリーフライトすると行方不明になるリスクがあります。
万が一、行方不明になったとこれといった確立された捕まえ方はないため、気がついた時点ですぐに探すことが大切です。
フクロウは風に逆らって飛行するのが苦手といわれているため、風向きを意識することがフクロウの捕まえ方の大きなヒントとなるでしょう。
また、フクロウは長距離を移動して逃げるのではなく、比較的安全と思えるような場所を見つけしばらくの間はそこに滞在すると言われています。
自力で見つけだすことが難しい場合は、目迎情報を求めるビラを作り撒いて探すという捕まえ方も有効と考えられています。
フクロウが逃げ出さないために予防を
行方不明になったフクロウが野生に戻って生活することは難しいため、逃げ出さないようにあらかじめ対策をしておく必要があります。
フクロウの体は見た目よりも細いので、小さな隙間だから大丈夫と油断するのではなく、そう思っても万が一のことを考えネットを張るなどの対策をしておきましょう。
まとめ
フクロウを飼育したいときは猛禽類ショップでの購入がおすすめです。
飼育している上で万が一、フクロウが逃げ出してしまったときの捕まえ方として大切なのは、とにかく早く探すということです。
フクロウを探すときは風向きなどフクロウの習性を考え、効率良く探すようにしましょう。