フクロウを飼いたいけれど、餌は何をあげればいいの？市販の鶏肉とかでもいいの？と思う方も多いのではないでしょうか？
肉食だから普通にスーパーで売っている鶏肉でもいいのではないかと思う方もいるはず。フクロウの餌について調べましたのでご紹介します。
フクロウの餌は鶏肉でも大丈夫？
確かにフクロウは肉食です。野生のフクロウも小動物や鳥、昆虫などを食べています。
ですがスーパーで売っている、人が食べるように売られている鶏肉などは血抜きされており、フクロウにとっては栄養が足りません。フクロウは肉の中に入っている血液からも栄養を取っているのです。
フクロウの餌には血抜きされていない鶏肉などが必要なのです。
フクロウの餌は何？
野生のフクロウのように生きた小動物や鳥などを与えるのが一番いいのかもしれませんが、ペットとして飼っているフクロウにそれは無理ですよね。ですから冷凍のものを使います。フクロウの餌として、冷凍マウス、冷凍ウズラ、冷凍ひよこなどが売られているようです。栄養的には冷凍マウス＞冷凍ウズラ＞冷凍ひよこの順に多いようです。
ですがマウスばかり与えていると胃腸に負担がかかり、あまり良くないようです。
これらの餌をフクロウの体調を見ながら選ぶ必要がありそうですね。
フクロウの餌はさばくの？
フクロウに餌を与えるとき、冷凍マウスや冷凍ひよこを常温まで解凍してから、そのままどうぞ、というわけにはいかないようです。大型のフクロウの場合はそのままでも丸のみにできるかもしれませんが、フクロウのために飼い主さんが自らさばくことが多いようです。
餌に付いている内臓が傷みやすく、細菌が繁殖しやすい部位なので、取り除くためにさばくようです。
ひよこの場合は内臓と一緒に、腹部に残っている卵黄を取り除かないといけないようです。卵黄には栄養が多く含まれていますが、コレステロールも多いため、フクロウにあまりよくないようです。また、内臓と同様に細菌が繁殖しやすいので、取り除いた方が安全なようです。
ウズラに関しては処理済みのもの販売されており、それを使う方が多いようです。下処理が終わったら、あとはキッチンばさみなどでフクロウの食べやすいサイズに切って与えます。慣れるまでは大変そうですね。
まとめ
フクロウの餌として、市販の鶏肉などを与えるのは避けてください。血抜きされているので栄養が足りなくなってしまいます。
おやつとして砂肝などを与えている、という方もいるようですが、主食ではなく、あくまでおやつです。頑張ってマウスやひよこを与えるようにしましょう。
