現在では、その可愛らしい姿から、フクロウカフェまで登場してくるほどに人気がある生き物ですが、野生のフクロウはどんなものを餌にしているのかご存知ですか。肉食と一般に言われているのですが、様々な種類のものを餌として食べて生きています。

 

フクロウ 野生 餌

代表的なフクロウと餌

実際に、フクロウには様々な種類があるのですが、代表的なものがどのような物を食べているのかをご紹介します。

アオバズク

アオバズクですがトンボや蛾を捕食するのですが、食べながらとらえることができるので飛翔能力はかなり高いと認められています。その他に小さいカニやトカゲ、小鳥も食べることがあります。

このような生き物が捕食できない環境であればどうしても昆虫に偏ってしまうのですが、条件が整っている環境では様々なものを餌として調達して来るのが可能です。

 

メンフクロウ

白いフクロウとして有名なのがメンフクロウですが、小型哺乳類を餌として食べています。中でも、ねずみとハツカねずみが大半を占めています。

その他、ツバメやスズメ、ムクドリ。フィンチなどさまざまな鳥類も餌として食べます。その他トカゲやカナヘビ、ヤモリ、カエル、クモ、サソリ、ミミズなどの報告もされています。

こうなるとメンフクロウは、餌として適している生き物の許容範囲がとても広いのが分かりますね。

 

シマフクロウ

そして、大型のシマフクロウの主な餌は、魚、かに、カエル、ザリガニ、小鳥から蝙蝠まで多彩です。シマフクロウの捕食行動は主に夜間行うので、通常は魚を捉えて夕暮れどきにはカエルなどを捕まえることもあります。

獲物を捕えるときには鉤爪でしっかりと掴むのが得意なフクロウです。魚をメインに食べるので、水面近くで魚を狙ったり、両足を水中に忍ばせたりして獲物を器用に捕ることも出来ます。

 

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まとめ

愛くるしい顔立ちのフクロウは、幸運を呼ぶとされており、日本だけではなく、ギリシャ神話にも登場してくる縁起の良い生き物です。しかし、このように実際に野生のフクロウがこのように食べているもの知ると、生きるためと言っても様々な生き物を餌として食べているのには驚きますね。

 

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