最近、非常に人気が上がってきて、ペットとして飼育する人が増えてきているフクロウですが、魚を食べるのでしょうか。
魚を食べるフクロウの種類がいるのかを調べてみました。
フクロウの餌
野生のフクロウ
フクロウは、動物の分類では猛禽類となっており、肉食です。
野生では自分で餌を取り、食べる捕食者です。フクロウの大きさにもよりますが、自分の大きさよりも大きい哺乳類を狩って食べることもあります。
主なものは、ネズミ、ウサギ、ヘビ、カエル、昆虫、ミミズ、ハト、カラス、スズメなどです。ほとんど魚という言葉は、でてきません。
飼育されているフクロウ
飼育されているフクロウの餌はヒヨコ、ウズラ、マウス、虫などを食べるとされています。やはり、魚の名前はでてきません。
しかし、調べると野生のフクロウは魚も食べます。逆に魚しか食べないフクロウもいます。
魚しか食べないフクロウは、北海道に生息している国内で1番大きいシマフクロウです。
シマフクロウの生息している場所は、魚類が多く生息している河川付近です。
シマフクロウについて
シマフクロウは、日本で最大の大きさで羽を広げると2mぐらいの大きさになります。
シマフクロウを英語の名前に訳して日本語に直すと「北海道の魚を取るフクロウ」になります。
フクロウは、一般的に獲物に気付かれないように羽音をしないように飛びますが、シマフクロウは魚を狩る時、羽音がします。相手が水の中にいて、音を立てても大丈夫という感覚があるみたいです。なぜシマフクロウだけ音をさせるのかは、わかっていません。
シマフクロウは、絶滅の危機になっています。
人が、巣をつくれる巨木を切り倒してしまい、川に堤防が作られ、魚が上流に上がれなくなって、餌が減ったことも一つの原因とされています。
まとめ
猛禽類で肉食のフクロウですが、中には魚を食べるフクロウもいることがわかりました。さらにそのフクロウが、絶滅の危機になっています。北海道に生息しているシマフクロウを絶滅させないように、見守ってあげてください。