近年、ハリーポッターなどの映画の影響で、フクロウを飼いたいと思っている人が増えているそうです。
日本から離れたイギリスでは、飼育している人が、増えたそうです。人が簡単に飼育できるほどフクロウは、扱いやすいのでしょうか。
フクロウの飼育について
日本でもフクロウは、飼育することができます。
ただし、フクロウの売買に関する条約があり、日本産のフクロウは、飼育できないと決められています。
正式な手続きによって海外から日本に輸入されたフクロウは、飼育することができます。あるいは、海外から輸入されて、子供を産んだ場合の子供のフクロウも飼育することができます。
フクロウの餌
フクロウは、他の動物を捕食する猛禽類です。
簡単に言いますと、餌は生肉です。ラットやヒヨコ、ウズラなどの雛を食べて生きています。生の血から必要なビタミンやミネラルを骨からカルシウムなどを摂取しています。人がフクロウを飼育していくのに一番困るのが餌だといわれています。生のラットやヒヨコ、ウズラをさばけますか?
餌は、ペットショップで冷凍のものが売られていますので何とかさばかずに済みそうです。
スペースの確保
フクロウは水浴びをします。大きな100cmぐらいのゲージが必要となります。
放し飼いでもいいかもしれませんが、飼い主を敵とみなすと大変な事になりますし、外に飛んでいくと帰ってこない場合もあります。
100cmのゲージを置けるスペースがありますか?さらにフクロウは、繊細な生き物で温度変化にも非常に弱いです。夏でもエアコンで冷やしすぎてもだめですし、冬でも暖かすぎるとストレスで死んでしまいます。
さらに寿命は、小さいもので10年から15年、大きいフクロウになりますと20年以上生きることができます。
フクロウを飼育する条件
まず、100cmのゲージがおける広さの部屋があることです。
次にその部屋の温度をある一定の温度に保てること、最後に生のラットやヒヨコ、ウズラか冷凍のラットやヒヨコ、ウズラを手袋をしながらでも触れるかどうかにかかっています。
一番多いフクロウの死亡の原因は、実は餓死です。
飼い主が餌を触れずにそのまま放置して死んでしまうというのが一番多いそうです。
最後まで面倒をみれるか、というのも問題となります。
フクロウの寿命は、人間が思っているよりも長いです。途中で世話が面倒になったりしないかも考えましょう。
まとめ
フクロウの飼育は、簡単ではありません。
どうしてもフクロウを可愛がりたいと思うのであれば、フクロウカフェで楽しむのもいいかと思います。
それでも飼育したいと思う方は、最後まで責任を持って飼育してあげてください。