近年テレビやフクロウカフェの影響で、日本でもペットとしてフクロウを飼育する方が増えてきています。
しかし、フクロウは犬や猫と同じようにしつけができるのでしょうか?
今回はフクロウのトイレのしつけについてご紹介します。
フクロウにトイレのしつけは可能なのか
フクロウをペットとして飼育したいというときに気になるのが、トイレのしつけではないでしょうか。
フクロウは種類によって性格が異なりますが、猛禽類に分類されるためしつけは難しいと言われています。
小型のフクロウであってもくちばしや爪にはある程度威力があり、急に飛んでくることもあるため特に小さなお子さんがいる家庭ではフクロウを飼育するのは控えたほうが良いといえるでしょう。
フクロウにトイレのしつけをするのは難しい
フクロウは犬や猫のようにトイレのしつけをするのが難しいと言われています。
フクロウを室内で飼育する場合は、部屋中至るところがトイレになる可能性が高いということを頭にいれてから飼育するようにしましょう。
通常のフクロウの糞尿はそこまで臭いがないと言われていますが、肉食の場合、定期的に盲腸から盲腸糞というものが排出されます。
粘り気が高く臭いもきついため、洋服に付くとなかなか取ることができないため注意が必要です。
フクロウにトイレのしつけを無理矢理しようとしかったりすると、飼い主を敵と認識し近づいてこなくなる可能性が高いため、フクロウを飼育するときは人間のペースに合わせようとするのではなく、フクロウのペースに人間が合わせるようにしましょう。
放し飼いかケージ利用
フクロウを飼育するときは放し飼いかケージを利用する方が大半ですが、前述したようにフクロウにトイレのしつけは難しいといわれています。
ですので、部屋で放し飼いにする場合は部屋中がトイレになる可能性が高くなるということを認識しておくことが大切です。
ケージを利用する場合も大きめのものを用意する必要があるため、飼育する前にフクロウ専用の部屋はあるのか、ケージを設置する十分なスペースはあるのかということを検討しておきましょう。
まとめ
フクロウは犬や猫と同じようにトイレのしつけをするのが難しいといわれています。
そのためフクロウを飼育したいと考えている場合は、フクロウを放し飼いにできる専用の部屋があるのか、ケージを利用する場合は十分な広さのケージを設置する場所があるのかということをよく考えることが必要となります。