フクロウを飼っている人に必須な餌の解体と捌き方をご紹介します。
用意するものは餌と餌専用のキッチンバサミです。他には手袋やビニール袋を用意しましょう。
フクロウの為の餌の解体と捌き方
ネズミ
フクロウにとってネズミは大事な餌です。ヒナの時からフクロウの親はネズミを捕まえて食べさせています。
ネズミは顔を見ないようにして、お腹の部分から切開して内臓を取り出します。内臓が残っているとフクロウに悪影響があるそうです。
フクロウが食べやすいサイズに切りましょう。
書いているだけで抵抗がありますね。慣れるまでは精神的に強くならないと無理ですね。
冷凍しているとはいえ、ネズミです。
ちゃんと手袋やマスクをして病原菌を貰わないように注意して下さい。
ひよこ
成長すれば鶏になるはずのひよこなのですが、フクロウの餌になります。ひよこも腸と卵黄を取ります。
この場所も雑菌が繁殖するところなので残さぬよう、破れないように注意します。
ひよこの場合は内臓の他にも毛も取ってしまいます。
足等は食べにくい上に、栄養もないようなので破棄します。
まとめ
最近、フクロウカフェなるものがブームを呼んでいますが、オーナーはこういう解体を平気で出来るだけのフクロウに対する愛情があるのですね。
私自身はカエルの解剖すらした記憶がないのでちょっとびっくりです。
でも飼い主になる以上は、慣れるしかないのでしょう。
フクロウは“不苦労”とも書き、縁起物として愛されています。
ディズニー映画の「バンビ」では森の長寿の物知り博士として描かれています。フクロウは飼うよりも森にいる方が幸せなのかもしれないですね。
フクロウの餌についてですがネズミやひよこ、ウズラの他にもモグラ、ウサギ、リスやモモンガ、他の鳥類、大型の昆虫までも餌になるようです。ちょっと残酷だけど、手に入りやすいネズミが一番捌きやすく選ばれるのでしょう。
可愛いフクロウの為ですので、頑張って捌いて下さいね。