ペットとしてフクロウを飼育したいなと思っている人もいるかと思います。しかし、フクロウは可愛らしさとは裏腹に肉食の動物なのです。そこで、フクロウはどんな餌を食べているのかを調べてみました。
野生のフクロウの餌とは
野生のフクロウは、ほとんどの場合小型の哺乳類がメインです。アフリカのワシミミズクでは、ミーアキャットも餌になっていました。モリフクロウくらいのサイズでも、大きな野ウサギを時々狩ったりもしているそうです。
ですが、いつも哺乳類にありつけるわけではないので、餌はネズミ、ヘビやカエル、昆虫やミミズ、ハトやカラスサイズからスズメまでの鳥などを餌にしています。魚を食べるフクロウもいるようですよ。
飼育しているフクロウの餌とは
フクロウは肉食なので、飼育下でも生の肉を食べさせないと生きてはいけません。
一般的な餌としては、冷凍マウス・冷凍ヒヨコ・冷凍ウズラです。かわいいフクロウに元気で長生きしてもらうには、冷凍マウスはなどの栄養が良い餌をメニューとしてあげるようにします。スーパーで売っている生肉は血抜きがしてあり、栄養価が偏ってしまうので、これだけでは飼育することは出来ません。
また、冷凍マウスのみだけを与えていても飽きてくるフクロウもいるので、ヒヨコやウズラなど全部食べられるフクロウに育てる事、雛のうちから食べならすよう事が大切です。また、おやつにコオロギを与えることも出来ます。フクロウは血からビタミンやミネラルを得ており、フクロウにもドッグフードなどの総合栄養食もありますが、これだけでは飼育出来ないので、生の肉がフクロウを飼育するにあたって必要になってきます。
餌の回数とは
1日1回でも問題はありませんが、1日2回などに餌を分けて与えた方がフクロウの胃腸には負担が少ないようです。
冷凍マウスは各サイズあるので、フクロウの大きさに合わせて残さない程度の量を与えるようにします。環境要因でどれほど食べるかは全然違うので、目安として、体重をしっかり量って状態チェックしてあげる事が大切です。
まとめ
フクロウの餌は解凍し、毛や羽を取り、内臓も処理し、食べやすい大きさに切ってあげるなど少し手間がかかります。しかし、可愛いフクロウのため、愛情をもって餌を与えてあげることが大切ですね。