フクロウの鳴き声として最初に思い浮かぶのが、低めの声で「ホー、ホー」と鳴いているイメージですよね。
実際フクロウの鳴き声はどんな感じなのでしょうか?調べてみたのでご紹介します。
フクロウの鳴き声は「ホー、ホー」なのか?
確かにフクロウやミミズク、コノハズクは「ホー、ホー」と鳴くようです。ですがオス限定です。
フクロウのオスには喉袋というものがあり、それを膨らませて「ホー、ホー」という鳴き声を出しているようです。この鳴き声は2㎞も響くようです。メスを探しているときに出す鳴き声のようですね。メスには喉袋がないので、「ホッホッ」と短く鳴く程度で、鳴き声が届く範囲も100mほどのようです。
このように「ホー、ホー」と鳴く種類は多くないようで、種類によって鳴き声も変わるようです。
フクロウの鳴き声
「ホー、ホー」と鳴かないフクロウの鳴き声をいくつかご紹介します。
まずはシロフクロウです。ハリーポッターで一躍人気者になったシロフクロウですが、海鳥に近い感じの鳴き声です。なかなか耳に刺さる鳴き声になります。
ミミズクの鳴き声は、「ニャーオ」というような感じで、猫のような鳴き声です。
アナホリフクロウは「クークックー」という感じの鳴き声になります。
アフリカオオコノハズクは「キェーキェー」という感じの鳴き声になります。
どれも「ホー、ホー」とはほど遠い感じですね。
フクロウの鳴き声の大きさ
フクロウの鳴き声は大きい個体になるほど声も大きくなるようです。また、発情期になると普段よりも激しく鳴くことがあるそうです。普段でも鳴き声にいろいろバリエーションがあり、特に多いのが餌鳴きと呼ばれるもので、餌をねだるときに飼い主に向かって鳴くようです。
野生ではヒナの間しかやらない鳴き方のようですが、小さいころから飼われているフクロウは大きくなっても餌鳴きをすることがあるようです。
まとめ
ペットショップによってはフクロウは鳴き声がうるさくない、などと書かれていることもあるようですが、結構鳴くようです。しかもほとんどが夜行性になるので、夜中に鳴くことも多いみたいですね。
フクロウを飼う場合は近所迷惑にならないよう、防音対策が必要なようです。