ふくろうは縁起物として親しまれていますが、そのふくろうを祭っている神社が栃木県と茨城県の県境にあります。
正式な名称は鷲子山上神社ですが、別名ふくろう神社と呼ばれて親しまれている有名なパワースポットです。
鷲子山上神社(別名ふくろう神社)
ふくろう神社は御祭神が鳥!
鷲子山上神社は、栃木県と茨城県をまたいでいる鷲子山の山頂に位置しているのですが、大ふくろうは日本一とされていて、福を招くことやと幸運を呼ぶことにあやかれるパワースポットとして有名な神社です。
天日鷲命という鳥の神様が御神祀です。それにちなんだ社務所から拝殿前までの石段が96段あるので、語呂合わせで「ふくろう」になりますし、更に往復をすることで「フクロウ(不苦労)と言い伝えられています。幸運にあやかりたいという参拝者がこの石段を登り拝む姿が多く見られます。
巨大なフクロウ像は迫力あり
本宮神社前に、黄金の巨大なフクロウ像があり見る人を驚かせてくれますが、全高は7メートルもあり圧倒されます。
さらに、その周りに御柱が四方からささえているのですが、ここにも神様がやどっており、青竜、白虎、朱雀、玄武と呼ばれています。願い事をする時には、自分に幸運が来てほしいと願う柱の決められた位置に両手を押し当てて行ないます。
そして、願い事をふくろうが苦労を除いてくれた上で、福、幸運を運んでくれると言われています。たとえば、良縁に恵まれたい、結婚を叶えたい、金運を上げたい、宝くじに当選したいなどの願いを叶えてくれるので、不思議なパワーを感じられる御柱だと言われて多くの方が参拝をしています。
福ふくろうロードで自分の干支を見つけよう
こちらには、福ふくろうロードの入り口に自分の干支の九星ふくろうが並んでいるので、自分の干支のふくろうを見つけ、その年をいかに過ごせばよいのかのヒントになる才能、心掛けなどがあるので、より理解しやすくなっています。
福ふくろうロードは約350メートルもあるのですが、100体以上のふくろう像があるのでその都度、像を見ながら参拝をすることができる楽しみがあります。
様々な姿のふくろう像があるので、自分が叶えたい願い事をお願いしながらふくろう像を撫でて願うのもおすすめです。
まとめ
パワースポットとしてふくろう神社には、参拝する人に様々なご利益を与えてくれる魅力がありますね。
石段を登ったりロードを歩いたりする中で、色々な表情を見せるふくろう像に出会うことで心も穏やかになれるのではないでしょうか。