フクロウも様々な種類が生息しているのですが、野生の中でも代表的な個体を紹介していきます。
飼育するだけではなく、フクロウの生態というのは、まだ、未知の世界である部分も多く、関心を持っている方も多くいます。
さらに、減少傾向も多く見られる種類もあるので、絶滅の危機もあることから、環境問題との因果関係を研究されているものもあります。
野生のフクロウで代表的な種類
アオバズク
全長が30センチ程度で、上面、翼の上面と尾は黒褐色でお腹は白色に黒褐色の点が連なっている縦斑が特徴的です。
アオバズクは、フクロウの仲間ですがメスの方がオスよりも大きくなっています。また、この個体はアジアに広く分布しているのですが、日本でも分布をしている種類です。ただし、個体数は少なくなっています。
コノハズク
また、コノハズクはやや小さく全長20cm程度で、北海道、本州の山地で巨木のある森林で繁殖しています。「ブッポウソウ」と聞こえることから親しまれています。
大きさでは、日本で一番小さい種類になります。昆虫類を飛んでいるものでも食べられます。
名称は、まるで木の葉のように小さいミミズクと言う意味からコノハズクと呼ばれるようになりました。
シマフクロウ
一方、シマフクロウは日本では最大の種類で、全長が70㎝もありますし、風貌もどっしりとしているのが特徴です。
カエルなどの哺乳類や魚類を食べ、大木の空洞に巣を作ります。
北海道東部の原生林に、生息しているのですが個体数そのものが少なくなり、激減しているので絶滅の危機にあるフクロウだと言われています
まとめ
近年では、猛禽類のフクロウでも飼育したいという希望を持っている方も増加しています。
しかし、そもそも野生のフクロウにはどんな種類がいて、どんな特徴を持っているかについても知識として知っておくことで、単にペットとして飼育する前に、生態についても関心も高められるのではないでしょうか。
野生のフクロウが生息している環境を知ることで、絶滅の危機にあることを知ればより自然環境の大切さも意識が高まるのではないでしょうか。