思わず息をのむような神秘的で宇宙を連想させる光る目を持つフクロウをご存じでしょうか?
保護されたことをきっかけに、その星空を連想させるかのような美しい光る目に世界中から注目が集まりました。
今回はそんな神秘的な宇宙の目を持つフクロウのご紹介です。
保護されたフクロウの星空のような神秘的な目に注目が集まる
ある日の朝、南カルフォリアのある民家のベランダに傷ついたアメリカオオコノハズクというフクロウが発見されました。
その家の方が獣医に傷ついたフクロウを連れていったところ、残念なことに盲目であることが判明しましたが、その美しい星空を連想させるかのような神秘的な目に注目が集まりました。
その美しい目からギリシャ神話から名付けられる
保護されたフクロウは盲目であるにも関わらず、大きく見開いた目には星空とも宇宙とも呼べるような思わず息をのむほどの美しい輝きを持っていました。
その星空のような美しい光る目から、ギリシャ神話に登場する天空と雷を司るゼウスという名前が与えられました。
盲目のため保護センターへ
獣医がゼウスを診察したところ、視力は通常のフクロウの10%程度しかなく、ほとんど盲目と呼べる状態であることが判明しました。
目が見えない中、無理して飛行をしているところを住宅の壁にぶつかつて倒れ、衰弱しているところを発見されたと考えられています。
宇宙や星空を連想させるような、その神秘的な光る目は白内障のため繊維素や血液の色素が固まったことでこのような美しい模様になったのではと考えられています。
盲目のため自然に還すのは難しいと判断され、現在ではワイルドライフ・ラーニング・センターを安住の地としています。
ゼウスと同じアメリカオオコノハズクとは
通常のアメリカオオコノハズクは大きくて真っ黒な瞳をしており、サハラ砂漠以南に生息しています。
フクロウにしては珍しく飼い主以外の人間になつくこともあり、比較的大人しい性格なため雛の状態から育てると友好な関係を築きやすくなるといわれています。
まとめ
ゼウスは盲目でありながら、星空や宇宙を連想させるような神秘的な美しい光る目を持っていることから、注目されるようになりました。
その星空を連想させる光る目は、白内障のため繊維素や血液の色素が固まったことでそのような模様になったのではと考えられています。
野生に還すのは難しいと判断されたため、現在は保護センターで暮らしています。