人によってフクロウの顔が可愛いと思う方と怖いと思う方に分けることができます。
特にカラフトフクロウやメンフクロウの顔を怖いと思う方が多いようです。
顔が怖いと思う理由の1つにフクロウの大きな目が関係しているようです。
大きい目が怖いと思うのは動物の本能
フクロウに限らず目が大きい動物を見ると、人間を含め動物は本能的に怖いと感じる傾向があります。
これは目の大きさと体の大きさがそのまま比例しており、自然界において体の大きい動物は強くなるべく関わりあいたくないという防衛本能が関係していると考えられています。
人間であっても目が小さい方よりも、目が大きい方のほうが何となく怖いと感じるのはここからきていると考えられています。
フクロウは体のわりに目が大きいため、じっと見ていると本能的に怖いと感じる方が多いのかもしれません。
顔が怖いといわれるカラフトフクロウとは
カラフトフクロウはスウェーデンの珍獣とも呼ばれており、その姿を見て可愛いという方もいれば怖いと感じる方も多くいるといわれています。
個体によっては体長80センチと大きくなるため、フクロウの中でも大きい部類といえるでしょう。
カラフトフクロウの最大の特徴はその顔にあります。
何かを訴えかけくるような風貌は見る人によって威圧感を感じるため怖いと思う方も多くみられますが、実はとても温厚で人懐っこい性格をしているフクロウでもあります。
人間でも外見は怖いけれど、知り合ってみたらとても良い人だったというパターンがありますが、カラフトフクロウもまさにそのパターンに当てはまるといえるでしょう。
メンフクロウの顔も怖いといわれる
カラフトフクロウと同じく、メンフクロウも顔が怖いといわれるフクロウです。
メンフクロウはアメリカの南北やアフリカ、東南アジアやヨーロッパなど世界中に広く生息していますが、日本では動物園でしかその姿を確認することは出来ません。
お面をかぶっているかのような顔つきからメンフクロウという和名が付けられました。
フクロウは目が顔の正面に付いていることから、横を向いたりするときは首を左右に回転させる必要があり、その首の角度とお面のような顔つきからメンフクロウを怖いと感じる方も多くいるようです。
メンフクロウは感情豊かな生き物で、伴侶が万が一亡くなってしまったときはそのショックでご飯を食べることが出来なくなるほどと言われており、その愛らしさからペットとする方も多くいます。
まとめ
フクロウが怖いと感じる理由の1つに、フクロウの体に似合わない大きい目があります。
これは動物の本能で無意識に怖いと感じるためと考えられています。
カラフトフクロウやメンフクロウはその独特な顔つきから、怖いと感じる方も多くいますがとても人懐っこく感情豊かな愛らしい一面も持っています。